さぁ、TOPIKⅠも合格したし、レベルを上げて次はTOPIKⅡの勉強をするぞ!!!
と思っているあなた。でも、TOPIKⅠとⅡはレベルが段違いに違います。どうやって勉強するか悩むと思います。
でも、TOPIKⅡって難しそうだし、どうやって勉強しよう…
そんな、方のために今回は
- TOPIKⅡの勉強の仕方
- お勧めのTOPIKⅡの参考書【徹底検証】
についてやりたいと思います。
TOPIKの勉強の仕方とお勧めの参考書を同時にするのは、二つは分けて説明することができないからです。
TOPIKⅡの勉強を始める前に
TOPIKⅡの勉強法やお勧めの参考書を紹介する前に、大切なことを話したいと思います。
まず一番最初にすべきことは試験を実際に解いてみること!!
では、まず、TOPIK合格のために勉強を始めようという方が一番最初にすべきなのは、実際にTOPIKの過去問を一つ解いてみることです。
そんなこと言ったって絶対無理だよ。今の自分には難しすぎてとれるわけないよ…
と思う方もおられると思います。
はい、実際、難しいでしょう。勉強したてであればほとんど取ることは出来ないでしょう。(笑)
でも、それでいいんです!!
なぜなら、一回解いてみることで、自分の現状位置を知ることができます。試験の結果は、自分の現状をはっきりと教えてくれます。
もし、ほとんど解けなかったのであれば、その、点数があなたに「もっと勉強しないと」という真剣さ、モチベーションをあげてくれると思います。
そして、もう一つは、最初にTOPIKの試験を受けることで、なんとなくでも試験の全体像を把握することができるからで。先に試験の全体像をなんとなくでも把握していれば、これからの勉強が自然とTOPIKの試験の形を意識したのものになり、効率が良くなるからです。
TOPIKⅡは難しい、でも大事なことはコツコツと勉強をつづけること
一度、解いたことがある方は分かるかもしれせんが、このTOPIKⅡからレベルがいきなり難しくなります。それも、そのはずです。3級から6級までのレベルの人を同じ問題で試験しようというのですから、難しくなるのは当然です。
でも、TOPIKⅠを解いて意外と簡単だなと思った方も、TOPIKⅡでは、試しに解いてみて絶望…という方も多いと思います。自分がそうでした。(笑)
最初は解けるようになる気がしませんでした。そういう方も多いと思います。
でも、大丈夫です。皆そういうところから出発し解けるようになるからです。
そんな僕も最初にTOPIK試験を受けてからの猛勉強で3カ月程度で6級に受かることができました。(筆者の場合は韓国の語学院に留学し一日中猛勉強してました。)
着実に勉強していくことで確実に点数を上げていくことができます。
大切なことは継続して勉強を続けることです。
必ずしもTOPIKⅡの成績=韓国語能力じゃない
TOPIKⅡの勉強を始めるにあたり、知っておいて欲しいのは、
TOPIKⅡの成績=韓国語の能力ではないということです。
どういうことかというと、韓国語ペラペラの人でも、TOPIKの勉強をして臨まなければ点数が悪いことは普通にあるということです。
実際に、自分の語学院の周りにも僕以上に韓国語をスラスラと話せるのに、TOPIKの成績は自分より全然下という人もいました。
また、韓国に4年以上すんで、ネイティブ並みにかなりしゃべれるのに、TOPIKは5級で6級いかなかったという人もいました。
これは、TOPIKⅡの形式のせいです。
実際はTOPIKⅠは듣기、읽기共に基礎的な内容となり、普通の韓国語の勉強をすることで十分に点数を取ることができます。
ですが、TOPIKⅡはTOPIKならではの形式がTOPIKⅠと比べてかなり強くなります。
たとえば、쓰기は特にそうです。これは日本語で解けと言われても難しく感じますよね。また、듣기、읽기でもニュースに出るような難しい内容や韓国の歴史の文化、小説などの表現が出たりと、普段日常では使うことがないような問題も出てきます。
TOPIKのための勉強が求められるようになります。
なので、韓国語がしゃべれるようになりたいや、ドラマをもっと理解できるようになりたいという方は無理してTOPIKⅡを受ける必要はないと思います。
TOPIKのための勉強が必要になってくるという事ですが、逆を言えば、TOPIKという形式があるので、TOPIKのための勉強をしさえすれば、より短い期間でTOPIKに合格することができるということです。
では、TOPIKⅡのための勉強をするためにはどうしたらいいか、それはやはり!TOPIKⅡ専用の参考書を買って勉強することや過去問を沢山解くことすることです。
下にお勧めの参考書を紹介していきます。
TOPIKⅡにお勧めの参考書
TOPIK合格にむけては、文法用、単語用、そして実戦用(模擬試験や対策本)の三冊の参考書を併用して勉強しましょう。
文法、単語の勉強だけでは、上で説明したようにTOPIKは専門性が強いので合格することは難しいです。
でも、逆に模擬試験や対策本では、まばらの知識しか得ることが出来ません。
TOPIKは問題の形式こそほぼ変わらないとは言え、もちろん出る単語や文法は毎回変わります。
文法書や単語帳を買ってがっちりと固めましょう。
文法や単語の参考書は毎日少しずつされながら、メインは実戦用の参考書をするというやり方が良いと思います。
- TOPIKⅡの勉強のメインは実戦用の参考書か過去問で!!!
- 文法書や単語帳は補助として何個かの試験で手が届かないところまでがっちりと固めるイメージ。
お勧めの文法書
中級文法でお勧めの参考書は以下の参考書です。
中級の文法に特化して分かりやすく学ぶことが出来る。
ずばりこれです!
そもそもあまり中級の文法だけに特化した本はあまり売ってありません。
上にも書きましたが、TOPIKⅡの勉強に向けては、模試が乗っている参考書や過去問をメインにしながら、補助として単語帳や文法を学ぶことが良いです。
なので、中級の文法に特化してスッキリ学ぶことが出来る文法書ということでお勧めしています。
もし、TOPIKと関係なくしっかり韓国語の勉強をしていきたいのであれば、以下の参考書を断然お勧めしています。単語、文法、会話、表現、リスニングなど韓国語に必要な能力をまとめて学ぶことができ、問題が充実しているからです。
ですが、TOPIKⅡの勉強ではあくまでも補助として使うので上で紹介した「絵で学ぶ中級韓国語文法」がお勧めです。
お勧めしない文法書
間違った参考書で勉強しないように、オススメでない参考書を紹介します。
わかりやすいようにリンクを張ってしましましたが、この参考書はお勧めしません。
なので、間違えてリンクから買わないようにしてください(笑)
この参考書をお勧めしない理由はとても丁寧に細かく書いてあって分厚いからです。
でも、文法とか分からなかった時に、役に立つじゃんとおもうかもしれませんが、今はインターネットがあります。
正直、インターネットで十分です。自分がTOPIK6級に合格するまで、文法はたくさん勉強しましたが、分かんない文法があってもインターネットで解決しなかった文法はありません。
上のような参考書は重いですし、インターネットがあるのでお金の無駄になってしまいます。
別に語学を100%マスターしようとしているわけではないので、上のような参考書は買うのはお金がもったいないです。
お勧めの単語帳
単語帳は以下の二つのどちらかがお勧めです。
それぞれの長所と短所があります。
このどっちがいいかといわれると、その人の好みによるのではないかなと思います。
二冊の共通の特徴は、
類義語や対義語、例文など補足説明が充実している。
ことです。
この本は試し読みができないのでネット上に公開されていたリンクに張っておきました。
気になる方は見てみてください。
韓国語能力試験 TOPIK 3・4級 中級単語1800 – 立ち読み
- 単語が覚えやすいように学習計画表や様々な工夫されている。
- 学習計画表どおりにしていくことで覚えることが出来る。
ハングルの漢字が当てられない。(ほとんどの単語は日本語の訳で使われている漢字が、そのハングルの漢字なのでカバーすることは出来る)
こちらは単語数は1500と上の単語帳より少なめになっております。
この本の長所
- ページ数は多いがその分、単語一つ一つに対するスペースが大きく見やすい。
- 一つの単語に対する説明がとても充実している。
構成がシンプルな分、覚えるための自主的な努力が必要。
お勧めしない単語帳
- 覚えやすいようにイラストが沢山乗っている単語帳
- コンパクトにしようとするあまり、類義語や対義語、漢字など単語に対する補足説明や例文が少ないもの
上のような単語帳はお勧めしません。イラスト付きの単語帳も韓国語勉強初期であればお勧めするのですが、TOPIKⅡとなると膨大な数の単語を覚えなければなりません。
イラスト付きの単語帳は単語のレベルが低かったり、単語数が圧倒的に少ない場合がほとんどです。
また、単語は、目の前にシンプルに単語と意味だけだされても頭には中々入ってきません。
それに付随した情報があったりすることで、より覚えやすくなります。
TOPIKのメインの教材はオンライン上にある過去問でもいい!?
TOPIKⅡの勉強では、上で紹介した文法書や単語帳を補助にしながら、過去問や、もしくはTOPIKⅡ対策用の参考書、模試などを中心にやってほしいと思います。
なぜかというと上でも説明しましたが、TOPIKは毎年、問題の内容こそ変わるといえ、形式はほぼ変わりません。
TOPIKⅡならではの形があります。
なので、TOPIKⅡで点数を取れるようにするためには、実際に問題を解きながら、問題の形式を理解し、使われている文法、単語を覚えながら慣れていくのが一番良いです。
なので、正直、TOPIKの過去問だけでもネット上に公開されていますので、それを全部して、そこで使われている単語や文法を覚えていくという勉強でも、正直良いと思います。
むしろ、自分はTOPIKⅡは、過去問を何回も解きまくったのと、語学院の授業で使われる教科書以外にはなにも勉強していません。
足らない内容は、補足で調べたい内容はネットで調べました。
なぜなら、過去問に乗っている単語や文法を覚えて直接、形式を理解した方が一番確実だからです。
TOPIKの過去問はこちら↓↓
ただ、それですと、当然、解答も全部、ハングルなため全部、分からない単語や文法も自分で翻訳して、覚えれるように何かにメモしていかなければなりません。
また、対策や問題ごとのアドバイスなども当然、書いてないので自分で解きながら掴んでいくしかありません。
そういうのが大変そうという方は、日本語でしっかり翻訳も説明も乗っている参考書を買われたらいいと思います。
お勧めの実戦用の参考書
実戦用のTOPIKⅡの参考書は、問題解説と、模擬試験が3回以上乗っている参考書であれば、そんなに差はないと思っています。
下の二冊の内容はほぼ同じです。
どちらか好む方を選ばれて買われたらいいかなと思います。
模擬試験3つ分ついているので値段は6千円と高くなっています。
쓰기対策用参考書
そして、一番、問題の쓰기の参考書ですが、以下の二冊を紹介します。
必須単語や解き方、コツなど丁寧に説明してくれています。
こちら↑の本は実戦問題は少ないですが、対策に絞ってコンパクトに分かりやすく説明しています。
こちら↑の参考書のほうが、実践問題が充実しています。その分、分厚いです。
ただ、쓰기の54番は3級程度の実力では、ほぼ取ることが出来ないでしょう。ましてや、TOPIKⅡの勉強したての頃はなおさら解くことが出来ないと思います。白紙で終わるということも普通にあると思います。
自分がそうでした。
TOPIKⅡの54番700文字の作文は4級~5級程度の語彙力があって始めてしっかり書くことが出来ると思います。
なので、最初は쓰기以外の勉強をしながら語彙力を上げることに集中したら良いでしょう。
ただ、51番~53番は勉強して、必須単語や書き方を覚えるだけで十分に点数を取ることが出来ます。
3級を目指される方もしっかり対策していきましょう。
TOPIKの勉強の仕方。まとめ
ここまで、TOPIKを受ける上での心構えや、お勧めの参考書を紹介して来ましたが、まとめとして、それらを使っての勉強法を紹介して終わっていきたいと思います。
上でも説明してきたように、TOPIKⅡの勉強は、
実戦用の模擬試験がある参考書や、もしくはTOPIKⅡの過去問をメインに勉強されてください。
そして、補助として、毎日、単語帳、文法の参考書を少しずつ勉強していってください。
最初は当然模試や過去問をされても難しく点数は取れないと思いますが、試験に出てきた内容を確実に覚えて次に行くことで少しづつ点数は上がっていきます。
そして、大事なことは、ただ、その模試を終わらせることではなく、その模試に出てくる分からない単語や文法を調べて、何か一つのノートにメモをして覚えていくことです。
このメモするは自分はアプリを使ってメモすることをオススメしています。TOPIK合格するために覚えるべき単語は膨大にあります。
単純にノートにメモしてやっていてはとても時間がかかります。
AnkiかreminDOというアプリをお勧めしいてます。
そして、後はとにかく、模試や過去問を沢山やりましょう。
自分は模試やTOPIKⅡの過去問TOIPIKⅡを受けるまでに10個分以上は解いて、そこに出てくる単語や文法をメモして覚えていきました。
結果、初回のTOPIKで6級を合格することが出来ました。
最初は、日本語の訳がある、模擬試験が3回分以上のっている参考書をされたらいいと思います。
そうしたら、その参考書に出てくる単語や文法を覚えていけば、その参考書が終わるころには、3級に行く実力になっていると思います。
そうしたら、ネット上にある過去問などを使い勉強していきましょう。
쓰기の勉強は3級を目指される方は、まずは51番から53番の対策をしっかりしていきましょう。これらの問題は3級程度の語彙力でも十分に点数を取ることが出来ます。
しっかり対策していけば、40点/50点は行けるはずです。
4級以上の語彙力がついてからしっかりと54番の対策を始めましょう。
쓰기についてはこの記事に書いているのでぜひ読まれて見てください。
- 過去問や模擬試験をまず解いてみる。
- 答え合わせをし、過去問や模擬試験に出た分からない単語や文法をメモして何回も復習して覚える。
- 一つの過去問、もしくは模試に出てくる単語や文法を大体覚えたら次の過去問(もしくは模試)に移る。
- 過去問や模擬試験が乗っているTOPIKⅡの参考書をメインに勉強をする
- 単語帳や文法書は補助として毎日少しずつ勉強する
以上で、TOPIKⅡにお勧めの参考書及び、勉強法についての説明を終わります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
TOPIKⅡの勉強は簡単ではないと思いますが、一生懸命勉強し合格することを願っています。今回の記事が少しでも役に立てたら嬉しいです。
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