さぁ、TOPIKⅠ合格のために参考書を買って勉強をするぞ!!!
と思っているあなた。
でも、待ってください。
TOPIKⅠを合格するために参考書を買ってはいけません。
正確に言うと、
TOPIKⅠ専用の参考書は買って勉強するよりも普通の参考書を使いながら韓国語の勉強をした方が良い
ということです。
参考書が必要がない!ということではありません。
- TOPIKⅠを専用の参考書で勉強することをお勧めしない理由
- じゃあ、どう言った参考書がオススメなのか
今回は、この二つの内容について書いていきたいと思います。
TOPIKⅠ専用の参考書で勉強しない方が良い理由
あくまでも、TOPIKⅠの専用の参考書で勉強しない方が良いということで、してはダメだということではありません。
TOPIKⅠの専用の参考書で勉強してもモチロンためになりますし、合格することができます。
ですがオススメはしません。
その理由は以下4点です。
- TOPIKⅠは基本的な問題で、TOPIK専門の参考書じゃなくても十分に範囲をカバーすることが出来る。
- TOPIKⅠのための勉強をすると試験のための勉強になり、知識や能力が偏りやすい。
- 文法や単語が順序立てて紹介されてないんので、逆に効率が悪かったりする。
- 韓国語の基本的な能力はTOPIKⅠの勉強をしながら培うより、総合的な内容を含む一般的な参考書を使って勉強した方がゆくゆくのためになる。(TOPIKの勉強は試験なので特定の時以外に生かしずらい)
お分かりいただけますでしょうか。
むしろ、普通に初級から中級前半までの韓国語の勉強を丁寧にやっていった方が、総合的な韓国語の力をつけることができ、中級前半の勉強が終わるころには、自然とTOPIKⅠを合格することが出来ます。
僕は、TOPIKⅠのための参考証を買って勉強はしませんでした。
僕は語学院で韓国語を学んでいたので、語学院で配れられる普通の教科書でだけしか勉強しませんでした。
ですが、学期が終わり、初級の内容が終わるころには、周りの語学院生も含めて1回目でTOPIKⅠは2級を余裕に合格することが出来ました。
まず一番最初にすべきことは試験を実際に解いてみること!!
では、まず、TOPIK合格のために勉強を始めようという方が一番最初にすべきなのは、実際にTOPIKの過去問を一つ解いてみることです。
解くことが難しくても、解くような思いでTOPIKⅠの問題をを見てみる、聞いてみるだけでもいいです。
そんなこと言ったって絶対無理だよ。今の自分には難しすぎてとれるわけないよ…
と思う方もおられると思います。
はい、実際、難しいでしょう。勉強したてであればほとんど取ることは出来ないでしょう。(笑)
でも、それでいいんです!!
なぜなら、一回解いてみることで、自分の現状位置を知ることができます。
試験の結果は、自分の現状をはっきりと教えてくれます。
もし、ほとんど解けなかったのであれば、その、点数があなたに「もっと勉強しないと」という真剣さ、モチベーションをあたえてくれると思います。
そして、もう一つは、最初にTOPIKの試験を受けることで、なんとなくでも試験の全体像を把握することができます。
先に試験の全体像をなんとなくでも把握していれば、これからの勉強が自然とTOPIKの試験の形を意識したのものになり、効率が良くなるからです。
そして、何よりもそれから勉強をし合格できた時は、最初はあんなに難しかったのに、解くことができたという喜びがあり、それがさらなるモチベーションにつながります。
語学は常に記録に残すなりにして、before、afterがはっきりさせた方が喜びがありますし楽しいです。
過去問は下のリンクから解くことが出来ます。
オススメの参考書
でも、TOPIKは合格したいし、どうやって勉強したらいいの??
TOPIKの勉強は下の「できる韓国語」が初級Ⅰから初級Ⅱの2冊をすれば十分だと思います。順序だてて勉強していきましょう。
この本は人によっては地味に見れるかもしれません。もっとカラフルでコンパクトな本で勉強したいという方いるかもしれません。
ですが、韓国語をしっかりと勉強したいのであれば、これ以上の参考書はないんじゃないかなと僕は思います。TOPIKを受けたいのならなおさらです。
- 問題が充実
- 説明が丁寧
- 会話形式になっており、単語、文法を同時に覚えられる
- 音声もついているので五感を活用してより効率的に記憶に定着させることが出来る
この4つが揃っている参考書は自分は見つけれませんでした。もし、他にあるのであれば、それでも勉強されても良いと思います。
この本がいかに韓国語勉強に向いている本かの詳しい話は、下の記事で説明しているので興味ある方は読んでみてください。
オススメしない参考書
逆にモチロン、オススメしない参考書もあります。
それは以下のような参考書です。
- コンパクトのまとめようとするあまり問題が少ない参考書
- コンパクトにまとめようとするあまり例文が少ない参考書
- 文法だけで単語を覚える欄が少ない参考書
オススメの単語帳
上の3冊だけでもTOPIKⅠに必要な単語は十分カバーできますが、単語は単語帳で覚えたほうが覚えやすいという方もいる思います。実際、自分も単語は単語帳を使って勉強した方が良いと思います。
入門編の単語は本当に基本的な単語帳なので、あえて買う必要はないかなと思います。
- 単語の漢字語が乗っている。
- 類義語や対義語、また、動詞であればその単語の名詞バージョンが乗っていたりと補足説明が充実している。
- 例文が充実している。
- 動詞や形容詞の活用形もしっかり乗っている。(韓国語を始めたばかりで活用が慣れないと思うので乗っていた方が良いでしょう)
- CO付きで、登下校や通勤時間で聞き流しで単語を覚えることが出来る。
何よりも自分が良いなと思ったのは、漢字があるハングルに対してはその漢字を表記していることです。
実は、韓国語は日本語と同じように漢字を背景に持ちます。
しかも普段はハングル表記されているので分からないのですが、驚くぐらいに日本語と同じ漢字が同じ意味で同じ単語で使われているのです。
なので、日本人は漢字を利用することによって圧倒的に楽にハングルを覚えることが出来ますし、むしろ、漢字語を使わなければもったいないです。
ハングルの漢字語についてはこの記事に書いてます。
良かったら読んでみてください。
そして、上で紹介したキクタンか、下の単語帳をお勧めします。
この単語帳のいい所は
- ゴロ合わせで単語を覚えることが出来るので、覚えやすい。
- イラストが充実していて覚えやすい。
- キクタンほどではないが、例文や単語の説明、活用形なども充実している。
- 漢字語の説明もある。
とにかく、皆、単語が中々覚えられない、覚えても覚えても忘れてしまう…というところで苦労すると思います。
その点、この単語帳はいかに覚えやすくするかに特化しているので、その悩みを解決してくれます。
ただ、ゴロ合わせで覚えるのはそんなに好きじゃないし、イラストも邪魔…と感じるのであれば、迷わずにキクタンを買われて下さい。
(Amazonから本の中身を何枚か見ることが出来ます。)
この本はとにかく覚えやすいという点で紹介しました。
オススメしない単語帳
では逆にお勧めしない単語帳は、以下のような単語帳です。
- シンプルにしようとするあまり単語と例文が一つずつしかない単語帳
- シンプルにしようとするあまり単語の説明が意味だけで、類義語や対義語、例文や活用形がのってない単語帳
- ハングルに対してそのハングルの漢字が当てられてない単語帳
書店にいけば上のような参考書は沢山売ってあります。
シンプルでコンパクトなので買ってしまいがちですが、目的はどこまでも韓国語の実力をあげてTOPIKに合格するということを忘れないでください。
こういう本は簡単に終わらせることが出来ても実際はほとんど身についておらず、結局、また時間をかけることになってしまいます。
試験を受ける前に過去問で練習を
以上のような参考書を使いしっかりと勉強された方は、十分にTOPIKⅠを合格することが出来ます。
そうしたら、試験の前にTOPIKⅠの過去問は解いて置いたらよいと思います。
以下のリンクからダウンロードして、もしくはオンライン上で解いてみてください。(手間がかからないのでオンラインをお勧めします)
過去問も解いたら後は試験に臨むだけです。
自信を持って、勉強した内容を全て出し尽くしていきましょう。
それでは、以上でこの記事を終わります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
TOPIKの勉強頑張られてください。
この記事が少しでも役に立ったら嬉しいです。
コメント