こんにちは!今回は、台湾へのワーキングホリデーを目指す九州在住の方に向けて、申請方法をわかりやすくまとめました。
「台湾に住んでみたい」「語学を学びたい」「現地で働きながら生活してみたい」という方におすすめの制度が、台湾ワーキングホリデービザです!
実際に私も福岡の領事館で申請をしたので、その経験をもとに、手続きの流れ・必要書類・注意点などを丁寧にご紹介していきたいと思います。
そもそも台湾のワーキングホリデーって?
台湾と日本は2009年からワーキングホリデー制度を開始しており、18歳以上30歳以下(申請時)の日本国籍者であれば、最大1年間台湾に滞在し、就労や学習、観光が可能です。定員はありますが、他国と比べて申請のハードルは高くありません。
すでに台湾のワーキングホリデーに行った友達から申請すれば書類のミスやよほど何か問題がない限りは申請は通ると言われました。
【STEP 1】まずは基本条件をチェック!
まずは以下の条件を満たしているか確認しましょう
- 日本国籍を有すること
- 申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること
- 台湾での滞在予定が最長1年であること
- 扶養家族を伴わないこと
- 過去に台湾ワーホリビザを取得していないこと
※参考: 台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処
【STEP 2】必要書類を揃える
2025年5月現在、必要書類は以下の通りです(公式サイトでも都度確認してください)
※参考: 台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処
- ビザ申請書(オンライン記入・印刷)
- パスポートの原本コピー(顔写真ページ)
- 証明写真(最近6ヶ月以内)1枚は申請書に貼り、もう一枚は張らずに提出。
- 残高証明書 原本(日本円で20万円以上が目安)
- 往復航空券(30 万円以上の財力証明書があれば往復航空券は不要)
- 履歴及び台湾における活動の概要
- 住民票
- 海外旅行保険の加入証明書原本及びコピー
【台湾ワーホリ申請】必要書類を一つずつ丁寧に解説!
ここでは、台湾ワーキングホリデービザ申請に必要な書類を一つずつ詳しく紹介していきます。
準備が大変に感じるかもしれませんが、一つ一つ確実に進めていけば大丈夫です!
1. ビザ申請書(オンライン記入・印刷)
台湾外交部のビザ申請専用ページで入力・作成する公式申請書です。
👉 https://visawebapp.boca.gov.tw にアクセス
「一般ビザ」→「ワーキングホリデー」を選びます。すべて英語入力です。最後にPDFでダウンロードして印刷して、パスポートに書いてある名前でサインし持っていきます。
記入後、顔写真を1枚貼る欄があるので、忘れずに貼り付けて提出しましょう。
ここがパスポートの内容と違うとビザが発行されなかったり、また申請しなおさないといけないみたいなので気を付けてください。
もし、データを提出し印刷した後に間違えに気付いた場合は、もう一度新しくリンクから作り直せば大丈夫だそうです。
2. パスポートの原本と顔写真ページのコピー
申請時に本人確認のため、パスポートの原本とその顔写真ページのコピーが必要です。
パスポートの有効期限が申請日から6ヶ月以上残っていることか忘れずに確認してください。期間が足りなければ更新しに行きましょう。
3. 証明写真(最近6ヶ月以内)2枚
サイズは縦4.5cm × 横3.5cmです。 1枚は申請書に貼ります。もう1枚はそのまま貼らずに提出します。グーグルマップで証明写真機と調べれば出てきます。証明写真機で縦4.5cm × 横3.5cmの写真を撮り印刷することができます。手軽で身近にあるのでお勧めです。
福岡の台湾領事館には証明写真機はなかったのでご注意を!
4. 残高証明書(原本)
台湾で生活する資金があることを証明するための書類です。ワーキングホリデーのためには20万円以上が目安です。銀行窓口で申請できます。日本語でも良いのかもしれませんが僕は心配なので英文で発行しました。福岡領事館に電話しても良いかもしれません。
発行から3ヶ月以内のもの。口座名義は本人名義です。
残高証明書の発行の仕方は郵便局か各銀行の案内に従ってください。
5. 往復航空券
30万円以上の残高証明があれば不要です。
私の場合は30万円以上の残高証明書を提出したので往復空港兼は提出しませんでした。もし、残高が足らず往復航空券を提出する場合は、帰りの飛行機は一年以内に収まるようにチケットを予約し、申請が通った後にキャンセルしたら大丈夫です。期日が遠い場合は無料でキャンセルすることができるので適当な日にちで大丈夫でしょう。
6. 履歴書および台湾での活動の概要
学歴・職歴などの簡単な履歴、台湾で予定している活動(語学学校に通う、観光、バイトなど)を書きます。活動の概要はそんなに細かくチェックされるわけでもありませんが、インタネットの情報を参考にして一応丁寧に記入しました。
7. 住民票(原本)
発行から3ヶ月以内の原本を用意します。住民登録のある市区町村の役所で発行することができます。マイナンバーカードがある場合は、コンビニ交付サービスを利用できる自治体もあります。私の場合はコンビニで発行しました。近くのコンビニで本当に簡単に発行することができます。わざわざ市役所に行かず簡単にできるので便利でいいですね。
私がコンビニで住民票を発行するときに、参考にしたサイトのリンクを載せておきます。下をクリックしてください。
8. 海外旅行保険の加入証明書(原本とコピー)
台湾のワーキングホリデーでは滞在中の医療費やトラブルに備えるため、海外旅行保険への加入が義務付けられています。これが初期費用としてはちょっとお金がかかります。
ただ、海外で病気や事故になった場合を考えても、申請に必要だからという以前に入って置いたほうが良いでしょう。
保険会社で契約し、加入証明書を発行してもらいます。加入証明書の原本が必要なのですが、申請し原本が郵送され届くまで一週間ほどかかるので余裕をもって準備に取り掛かると良いと思います。
補償期間は1年間以上です。クレジットカード付帯保険は不十分です、専用の海外保険を契約することをおすすめします。台湾領事館ホームページに案内があるように死亡、傷害、病気/治療などを全てカバーする必要があります。
私はジェイアイの「たびほ」に加入しました。金額は一番スタンダードのやつにして14万円行かないぐらいでした。一年間だと考えると安い方だと思います。実際、私が調べた海外保険の中では安い方でした。
下にリンクを載せておきます。
どれも大切な書類ですが、特に「ビザ申請書」「履歴書&活動計画書」は記入ミスや漏れがないように注意が必要です。
【STEP 3】どこで申請する?(九州の場合)
九州に住んでいる場合、申請先は**「台北駐福岡経済文化弁事処」**になります。ワーキングホリデーの申請に行かれる場合は必ず予約が必要となるので下のメールで予約をして訪問してください。メールの形式は下のリンク先に書いてあります。
福岡の台湾領事館は車の駐車場もあるので車で行かれる方もそのまま領事館までいかれて大丈夫です。僕の場合は、駐車場があると知らずに、近くのパーキングに停めてしまし少し損をしてしましました。
📍 住所:日本福岡縣福岡市中央區櫻坂3-12-42
🕘 受付時間:月〜金 9:00~12:00/13:00~18:00(祝日除く)
📞 電話:092-734-2810
✉️ メールアドレス:fukuoka@mofa.gov.tw
🌐 サイト:https://www.taiwanembassy.org/jpfuk_ja/post/11404.html
郵送での申請は受け付けていないので、必ず窓口に直接出向く必要があります。
【STEP 4】いざ申請!注意点まとめ
- ビザは原則即日発行ではありません。 通常1週間程度かかります。余裕を持って申請しましょう。
- 健康診断書や残高証明など、発行から3ヶ月以内であることが多いので、書類の有効期限にも注意。
【まとめ】
台湾ワーキングホリデーの申請は、必要書類をきちんと準備すれば難しくありません。
今回、自分がワーキングホリデーの準備しながらこんな情報があったらうれしいというものを考えながら記事を書きました。
ぜひこの記事を参考に、台湾ワーホリへの一歩を踏み出してみてくださいね。皆さんの一助になったらうれしいです。
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