今回は韓国の悪口を紹介していきます。
個人的な意見ですが、韓国は、日本よりも悪口の種類が豊富で、ひどい言葉多い気がします。
それだけ感情が豊かっということでしょうか(笑)
ドラマでも沢山出てきますし、日常では使うことはお勧めできない単語ばかりですが、覚えておいて損はないと思います。
危険度の三つに分けて紹介していきたいと思います。
危険度(小)
まずは、危険度小の悪口です。
使い方によっては、冗談として仕える悪口です。
바보(パボ):バカ。
日本語のバカと同じ意味です。
使われる場面や相手によってニュアンスが異なります。
바보はいい意味でも悪い意味でも沢山使われますね。
相手を馬鹿にする時に使えるし、冗談や感情を強調したいときいにも使えます。
【例】
바보같아…
バカみたい
쓰레기(スレギ) 意味:くず、ゴミ
これも日本語とほぼ同じニュアンスと思ってもらっていいみたいです。
ただ、男性によく使うみたいですね。
もともと쓰레기は、普通にゴミという言葉です。
【例】
우리 사장님, 진짜 쓰레기야.
うちの社長はほんとくずだ。
못난이 (モンナニ) 意味:ブス。
後に出てくる호박と同じ意味で、女性対して使う悪口です。
でも、単純な悪口というよりは、情愛に満ちた言葉と解釈される場合もあるらしいです。
なので夫婦でもたまに冗談で言ったりするそうですね。
祖母が孫にたいして、使うときは「かわいいらしい」というニュアンスになるそうです。
面白いですね。
【例】
우리 못난이~ 할머니 집에 언제 올 거니~.
うちの可愛い○○(笑??正しい訳が分からず)おばあちゃん家いつ来るの?
아이씨(アイシ)意味:クソッ
「아이씨(アイシ)」は、主に腹が立った時に独り言のように良く使う言葉です。
日本語で言うとイライラして「クソ!!」とか「あーもうムカつくなぁ!」とかみたいなニュアンスですね
沢山使うとあまり良い印象をあたえないので、使い過ぎにはご注意を。
危険度(中)
危険度中の悪口です。
出来る限り使わないことをお勧めします。
韓国の若者は冗談で使ったりもします。
호박(ホバッ) 意味:ブス。
호박とはカボチャのこと言います。
これは、容姿についての悪口表現で、カボチャのようにごつごつとして、大きな顔の女性を嘲笑って言う言葉だそうです。
今の若者はそんなに使わず、昔の表現だそうですね。ちょっと昔のドラマとかにたまに出てきます。
꺼져(コジョ) 意味:消えろ。
基本形が꺼지다 (消える)です。
その命令形が꺼져라なのですが、そこから라を省いてさらに強い表現になっています。
日本語と同じように使います。
닥쳐 (タッチョ) 意味:黙れ。
基本形が닥치다(タッチダ、口をつぐむ)で、命令形닥쳐라(タッチョラ)のさらに強い命令表現です。
입(イッ、口)と一緒に使われることも多いです。
【例】
입닥쳐 이 새끼야
イッタッチョ パルゲンイ セッキヤ
黙れ。このくず野郎。
なんか、ドラマで出てきそうな表現ですね(笑)
죽어라 (チュゴラ) 意味:死ね。
ついに来ました、この表現。
基本形죽다(チュッタ、死ぬ)の命令形です。
単純に죽어(チュゴ、死ね)とも使います。
뒤저라(ティチュラ) 意味:死ね
죽어라よりも、こっちの方を良く使うそうです。
スラングですが、同じ意味です。
若い人の間でよく使われるそうです。
友人同士の間でちょっと口悪く冗談で言う時もあるみたいですね。
【例】
나가서 뒤저라
出て行って死ね!
짜증나(チャジュンナ) 意味:イライラする。ムカつく。
짜증(嫌気)+나다(出る)があわさった表現です。
喧嘩の時だけでなく、独り言のように使う場合も多いです。
イラつくって言われたらちょっと怖いですよね??冗談でも軽く使える言葉ではありません。
짜나네ともいいます。
【例】
뭐야 이 사람, 짜증나.
何あの人?イラつく。
危険度(高)
間違っても冗談として使ってはいけない悪口です。
そう意味でも知って置いたら良いと思います。
씨발(シバル) 意味:くそ、畜生
いわゆる英語で言うところのFワード(F●●K)にあたる意味です。
本当に汚い言葉なので絶対に気安く言ってはいけません。
喧嘩したり、怒ったときに使う罵倒表現です。主に男性が使うことが多いです。
また、面白いことに驚いたときにも使うそうです。
韓国ではよく驚いたときに、갑자기야と言いますが、そのようなニュアンスなのかはちょっとわかりませんが、驚いた拍子で씨발と言う人もいるみたいです。
씨발は今でも若い人から年寄りが使い、結構昔からある悪口みたいですね。
ある意味韓国の王道の悪口と言っても過言でもないかもしれませんね。
개새끼(ケセキ) 意味:犬畜生。鬼畜。
ドラマでほんとによく使われる表現。韓国ドラマを見たら必ずというほど出てきます(笑)
개は犬という意味で、새끼は子という意味です。
なので、直訳すると犬の子ですね。
これだけ見ると可愛い表現ですが、韓国では人や物を見下げて言う言葉に「犬」という単語をよくつけて使われます。
何でですかね???(笑)
【例】
뭐 하고 있냐!?이 개새끼야!
何してんだ!?この犬畜生!
미친놈(ミチンノム):気違い。狂人。おかしい人。
これもよくドラマで出てくる悪口ですね。
미치다(狂う)と놈(奴)の合わせた言葉です。
女性に対しては미친년(ミチンニョン)と言う。ココで言う년(ニョン)は女性に対する侮蔑語です。
미치다は様々な名詞と組み合わせて、미친새끼(ミチンセッキ)など、개のように悪口として幅広く使われます。
걸레(コルレ):ビッチ。尻軽女。ヤリマン。
これは不特定多数の男性と積極的に性行為の関係を持つ女性に対する悪口です。
雑巾のようにボロボロで腐っているという意味。
冗談でも簡単には使いたくないですね。
以上、韓国語の悪口を紹介していきました。
筆者もそうですが、教科書にはない流行語、俗語、卑語を知りたいと思う好奇心が当然誰にもあります。そして、同時に、新しい単語を覚えると実際に使ってみたくなりますが、ここで紹介した表現は例外です。
今回紹介した悪口はあくまで皆さんの韓国語の知識として留めておいてほしいです。
日本語でもそうですが、悪口は思った以上に相手を傷つけたりトラブルになったりします。特に韓国語をまだ学習している人であれば不用意に使わない方が良いでしょう。
不用意に相手を不快に思わせない韓国語を使える皆さんになってください。
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