韓国語ってどれぐらい、すれば、出来るようになるんだろう。伸びてる感じがしないや…
韓国語勉強をしていると、勉強してもしてもうまくなっている気がしなかったり、先が見えなくて不安を感じたり、またはそれによって韓国語の勉強を挫折してしまう人もいるかもしれません。
見通しが立たないと不安を感じるものですし、計画も立てづらいです。
今回は、そんな方のために、僕の実際の体験をもとにしながら、韓国語の勉強時間と韓国語の伸びの関係について書いていきたいと思います。
韓国語の勉強時間と韓国語の伸びの関係
まず、最初に
僕は韓国に留学し、韓国語初心者の状態から八ヶ月でTOPIK6級を取ることが出来ました。
ただ、その八ヶ月は本当に毎日一生懸命勉強しました。
留学終盤は思い出作りに努めましたが、留学先では基本的に毎日銃授業が終わった後も勉強していました。大体、一日、7時間は勉強していたと思います。
そんな僕が、どのように韓国語が伸びていったのか、韓国語の勉強に費やした時間と、TOPIKの成績の伸びから韓国語の習得度と勉強時間の関係を書いていきたい思います。
僕はTOPIKしか受けてないのでTOPIKの成績から韓国語の実力を見ていきます。
TOPIKの成績と韓国語の実力は、TOPIKの公式ホームぺージのものを引用させていただきました。
受験級 | TOPIKⅠ | TOPIKⅡ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
等級 | 1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 | 6級 |
合格点 | 80点以上 | 140点以上 | 120点以上 | 150点以上 | 190点以上 | 230点 |
韓国に留学、韓国の勉強スタート
勉強時間 200時間
基礎レベル。
ハングルの読み書きが出来るようになり、基本的な単語、文法を理解したぐらいです。
勉強時間 400時間
この時期はTOPIKⅠは受けていませんが、おそらく一級は合格する実力はあったのではないかなと思います。
1級のレベル
1級 ・自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語(ハングル)を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。
・約800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる。
・簡単な生活文や実用文を理解し、構成できる。
出典:https://www.kref.or.jp/examination/topik
以上にもあるように、K-POPや韓国ドラマ、韓国のアイドルの簡単な韓国語を理解したい、旅行先で簡単な韓国語を使いたいのであれば、400時間も勉強すれば十分なのではないかと思います。
実際に習った内容での韓国人との短いやり取りなら出来るようになりました。
ただ、韓国人との会話はまだ難しかったです。
勉強時間 600時間
TOPIKⅠの模試170点で合格(2級)
2級のレベル
2級 ・電話やお願い程度の日常生活に必要な言語(ハングル)や、郵便局、銀行などの公共機関での会話ができる。
・約1,500~2,000語程度の語彙を用いた文章を理解でき、使用できる。
・公式的な状況か非公式的な状況かの言語(ハングル)を区分し、使用できる。
韓国語で短いスピーチを覚えて出来るように。
上に『公共機関での会話ができるように』とありますが、韓国人とも難しくない多少の会話ならできるようになりました。
敬語やため口など少しづつ場合に応じた韓国語の表現も覚えてきました。
800時間
TOPIK3級ほどのレベル
600時間程度でTOPIKⅡを受けたときは、100点もいかず、3級にも落ちてしまいしたが、800時間ほど勉強すると模試でも3級程度はいけるように。
3級のレベル
3級 日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語(ハングル)使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。
『日常生活を問題なく過ごせ、』とありますが、韓国人の友達と会話が以前に比べてできるようになっている自分に驚きました。
まだまだ聞き返されたり、聞き返したりのは多かったですが、少しづつ自信が芽生えてきました。
知っている表現を使いまわしてならある程度の日常の会話なら出来るようになりました。
1000時間
TOPIKⅡ模試で160点。4級合格。
쓰기も簡単な文章で少しづつかけるように。
4級のレベル
4級 ・公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル )機能を遂行することができ、一般的な業務に必要な機能を実行できる。
・ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能。
・よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。
韓国語の慣用表現やことわざ、少し専門的な単語も覚えて来ながら韓国語で表現できる幅が広がっていた時期でした。
会話でネイティブが使うような表現も少しづつ使えるように。
『ニュースや新聞をある程度理解でき』と上に書いてありますが、正直、ニュースや新聞はそうとう難しく理解できてもほんの一部だったと思います。
始めてあった韓国人とも、ぎこちない韓国語で楽しく会話できるように。
韓国人と楽しくある程度おしゃべりしたいのであれば、最低でも1000時間以上、TOPIKでいうのなら4級程度の知識は必要かなと思います。
1200時間
TOPIKⅡも模試で200点(5級)に到達。爆発的成長を実感。
5級のレベル
5級 ・専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。
・公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈絡に関する言語(ハングル)を適切に区分し、使用できる。
1000時間を超えたあたりから自分のTOPIKや韓国語能力の爆発的成長を感じました。
一般的にTOPIK4級と5級の壁は40点の差があり、難しいと言われるのですが、継続して勉強し続けることで超えることが出来ました。
『政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。』とありますが、このころになると、韓国人との会話も大部広い分野で話したり、理解できるように。
日常会話での韓国人との会話も大部、楽になりました。(もちろん、まだまだ分かんないときもあります)
韓国語で全体をまとめたり、簡単な司会を出来たりできるように。(場に応じた韓国語を使えるように)
1400時間
TOPIKⅡを受験し、結果は248点と6級合格。
模試や過去問は試しに自分で解いてきましたが、初めてTOPIKの試験でした。
6級のレベル
6級 ・専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる。
・ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。
言いたいことを自然と韓国語で出てくるように。ある程度流ちょうに話せるように。
自分の意見や感想を韓国語で書いたり伝えたりディスカッションできるように。
韓国人のスピーチの内容とかもほぼほぼ理解できるように。
ただ、ドラマやニュース、韓国人同士のナチュラルの会話は理解できる時があっても難しい時も多いです。
自分がTOPIKに絞って勉強したのもあると思いますが、まだネイティブのように話す基準でありません。また、韓国で大学や大学院、就職するのであれば、ついては行けるだろうけど、まだまだ伸ばしたいのが正直な感想です。
こちらの記事も良ければ参考にしてみてください。
- 200時間 基礎レベル
- 400時間 TOPIK1級
- 600時間 TOPIK2級
K-POPや韓国ドラマなど簡単な韓国語が理解でき、旅行でも簡単な韓国語のやりとりが出来るレベル。 - 800時間 TOPIK3級
- 1000時間 TOPIK4級
韓国人と楽しく会話が出来るようになり始めるレベル。 - 1200時間 TOPIK5級
- 1400時間 TOPIK6級
韓国語で自分の意見を言ったり、ディスカッションもでき、韓国語がスラスラと出てくるレベル。
まとめるとこんな感じです。
200時間ごとに級が一級ずつ上がっているのが分かりますね。
効率やその人の素質にもよるので、人によってはこれよりもっと上達する人もいると思いますし、もっと時間がかかる人もいるかもしれません。
特に、TOPIK≠韓国語の能力ではありませんので、参考までにしてください。
ですが、自分の目標に合わせた韓国語に必要な時間が分かれば、勉強の計画も立てやすいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました^^
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